三菱地所ホームが「ひどい」「やばい」「評判悪い」と検索されることがありますが、それは本当なのでしょうか?
家づくりは一生に一度の大きな買い物。
気になる噂や口コミの真相を知らずに進めてしまうと、後悔につながる可能性もあります。
この記事では、実際の口コミから浮かび上がった“悪い評判”の中身と、その一方で三菱地所ホームが選ばれ続けている理由まで、事実ベースで徹底的に解説していきます。
結論からお伝えすると、三菱地所ホームには明確なメリットとデメリットが存在します。
特に価格帯の高さや打ち合わせ体制に戸惑う声がある一方で、一邸一設計の自由度や全館空調「エアロテック」の快適さを高く評価する声も多数あります。
後悔しないためには、「自分に合っているかどうか」を判断する視点が欠かせません。
この記事ではその判断材料を余すことなくお伝えします。
この記事を読んでわかること
- 三菱地所ホームに関する「ひどい」「やばい」といった悪評の実態
- ネガティブな口コミの背景とその対処法
- 実際に評価されている強みや安心感の理由
- 自分が向いているかどうかの判断軸と注意点
- 他ハウスメーカーとの価格・性能比較ポイント
家づくりの後悔は情報不足が原因です。
正しく理解すれば、三菱地所ホームの魅力もリスクも納得したうえで検討できます。
まずは、口コミの真相を見極めながら「自分に合った選び方」を始めましょう。
三菱地所ホームが「やばい」「ひどい」と検索されるのはなぜ?
- 悪い口コミに見る“価格の高さ”への戸惑い
- 構造・断熱性能が思ったほど高くない?実際の数値と現場の声
- 営業担当の対応にムラあり?「提案力不足」「レスポンス遅い」
- アフターサービスが遅い?修理・定期点検の実態
- 契約後の打ち合わせ制限が厳しすぎるという不満
三菱地所ホームに対して「やばい」「ひどい」といったワードで検索される背景には、価格・性能・対応といった基本的な要素に対するギャップが多く見られます。
とくに高価格帯ゆえの期待値が裏切られたと感じる声が多く、注意が必要です。
悪い口コミに見る“価格の高さ”への戸惑い
三菱地所ホームは、坪単価90万円以上が目安とされる高級注文住宅。
そのため、初期見積もり段階では驚く人が多いようです。
自由設計や素材の質には魅力があるものの、「標準仕様」の内容が価格に見合っていないと感じるケースもあります。
価格はびっくりするくらい高い。
これから検討する方はよく考えた方がいいと思います。
引用元:みん評
見積もりが積み上げのため、細かい修正でも価格に反映され、取引の少ないメーカーのものへの変更時に価格反映が遅い。
引用元:オリコン顧客満足度
ワンオーダーのオプションなしだと正直他の中堅どころのハウスメーカーよりも見た目がしょぼく感じる。
この価格なんだからもっと高級感のある見た目にできると思う。
引用元:ハウスメーカー比較マイスター
高価格ゆえに「費用対効果」に敏感になるのは当然です。
高級路線を選ぶなら、設計・素材・仕様すべてに納得できる状態で契約に進むことが重要です。
構造・断熱性能が思ったほど高くない?実際の数値と現場の声
ツーバイネクスト構法やエアロテックによる快適性が三菱地所ホームの特長ではあるものの、実際に入居した人のなかには「期待したほどの暖かさではなかった」といった声も散見されます。
他のハウスメーカーと比べても特に秀でているところはない。
引用元:みん評
期待していたよりも暖かい家ではありませんでした。
引用元:マイホームプランナー
性能に関しては、UA値やC値といった客観的数値の確認と、現地見学・モデルハウス体感が必須です。
理論上の性能と住み心地にはギャップが生まれやすいため、実際の生活を想像したうえで判断する必要があります。
営業担当の対応にムラあり?「提案力不足」「レスポンス遅い」
営業の対応力は、ハウスメーカー選びにおいて最重要のひとつ。
三菱地所ホームでは「担当によって当たり外れがある」という意見も見受けられ、コミュニケーションに不満を抱えるケースもあります。
こちらが提案しないと何もアイデアはない。
引用元:みん評
営業のエアロテックのセールス話がとにかく長くて不愉快に思った。
引用元:注文住宅の達人
営業担当者に差がありすぎます。
引用元:家語
住宅は一生に一度の大きな買い物です。
信頼できる営業と出会えるかどうかで、満足度は大きく変わります。
複数の営業と話す、担当変更を相談するなど、慎重な対応が求められます。
アフターサービスが遅い?修理・定期点検の実態
引き渡し後の満足度を大きく左右するのがアフターサポート。
三菱地所ホームは「50年サポート」を謳っていますが、実際の対応については不満の声も多く、特にレスポンスの遅さが指摘されています。
アフターサポートのレスポンスが異常に遅い、アフターは、やっつけで仕事をしている感じが出ている。
(中略)、急ぎといっても2か月連絡なかったりと、アフターサービスの質が本当悪いと感じる。
引用元:みん評
引き渡し後のアフターサービスには営業担当は一切関与しなくなり、専門の係の対応がいい加減(引き渡し後の補修作業で約束を守らない等)で嫌な思いをした。
引用元:注文住宅の世界
長期サポートの内容を契約前に具体的に把握し、緊急時の対応体制も含めて確認しておくことが、将来的なトラブルの予防になります。
契約後の打ち合わせ制限が厳しすぎるという不満
契約前と後で対応が変わったと感じる人も少なくありません。
「柔軟に対応します」と言われていたにもかかわらず、契約後に制限が増えたことで不信感を抱くケースが目立ちます。
契約前は「できる」と言われたが、契約後に制限が多かった。
引用元:モチイエ
このようなケースを防ぐには、契約前に「どこまでできるか」「どこから追加料金か」「変更の猶予はいつまでか」といったポイントを明文化しておくことが重要です。

はじめての住宅購入者でも、事前に準備しておくことで“後悔しない家づくり”は可能です。
特に三菱地所ホームのようなハイグレード路線では、以下の3つが非常に重要です。
・担当営業との相性確認を、契約前に複数回行っておく
・性能値(UA・C値)の提示と、それに対する住環境の実例を確認する
・アフターサポート体制の連絡フロー・問い合わせ先・対応スピードを事前に聞いておく
高価格帯だからこそ「後悔のない判断」が大切です。
疑問点は遠慮せず、納得するまで確認し、曖昧な点はすべて言語化して残しておきましょう。
それでも三菱地所ホームが選ばれる理由とは?評価が分かれるワケ
- 高断熱・高気密のツーバイネクスト構法が支持される理由
- 一邸一設計の自由度と設計者との綿密な対話
- 三菱グループのブランド安心感と信用度
- 外観・内装ともにハイセンスで高級感がある
- 全館空調エアロテックによる温度差のない快適な暮らし
高価格帯の住宅メーカーである三菱地所ホームが選ばれる理由は、その価格に見合った「高性能」と「安心感」にあります。
特にエアロテックをはじめとする技術力とブランド力が、こだわり派の支持を集めています。
高断熱・高気密のツーバイネクスト構法が支持される理由

ツーバイネクスト構法は、三菱地所ホーム独自の耐震・断熱工法です。
地震への強さと快適性を兼ね備えた設計に魅力を感じるユーザーが多く、家づくりに「安心」を求める人に選ばれています。
三菱地所ホームの商品の中では、特別注文住宅「ORDER GRAN(オーダーグラン)」を選びました。
木造ツーバイネクスト構法による世界で1つしかない家づくりを極めるというコンセプトが気に入ったからです。
引用元:住まいの評判
三菱地所ホームで家を建てて18年近くになります。
その間に大きい地震もありましたが、近所の家に比べても立てかけておいたものが一つ倒れただけで、ヒビも入らず強さを感じました。
引用元:メタ住宅展示場
地震大国・日本において、災害に強い構法は選ばれる大きな理由となります。
構造と快適性を両立した点が、三菱地所ホームならではの強みです。
一邸一設計の自由度と設計者との綿密な対話

決まったプランに合わせるのではなく、「家族の暮らしに合わせて家を創る」。
この自由設計へのこだわりこそが、三菱地所ホームの真骨頂です。
設計者と直接話しながら、理想の暮らしをカタチにできる魅力があります。
三菱地所ホームを選んだのは、フルオーダーの自由設計にこだわりたかったからです。
限られた空間の中で、家族みんなの要望を満たした間取り、開放感あふれるリビング、使い勝手が良いキッチン、大容量の収納、ウォークインクローゼット、窓の大きさや位置まで、私たちの夢を実現してくれました。
引用元:住まいの評判
自由度が高いだけでなく、細部までこだわる人ほど満足度が高まるのが三菱地所ホームの特長です。
三菱地所グループのブランド安心感と信用度

長年の実績を誇る「三菱地所グループ」のブランド力は、多くのユーザーにとって信頼の証です。
対応の丁寧さや無理のない提案姿勢にも、その企業姿勢がにじみ出ています。
巷で信頼と実績があると評判の三菱地所ホームを利用しました。
こちらの要望を細かく聞き入れた上で非常に納得できる提案を懇切丁寧にしていただけました。そして、その後の意見をすり合わせていく段階でも、少し無理であろう要望にも出来る限り答えてくれましたし、とても満足のいく結果になりました。
引用元:みん評
営業担当の人は、最初の相談から家の完成まで、親身になって面倒を看てくれました。
過剰なオプションを押しつけることなどもしなくて、とても紳士的な人だったので、安心して任せられました。
引用元:住まいの評判
ハウスメーカーに対する「安心感」は、技術だけでなく、対応の丁寧さと実績が支えています。
外観・内装ともにハイセンスで高級感がある

「せっかく建てるなら、他とは違うデザインの家にしたい」。
そんな願いに応えてくれるのが三菱地所ホームです。
設計の自由度だけでなく、仕上がりの美しさも、他のハウスメーカーとの差を感じられるポイントです。
スタイリッシュな外観はもちろん、内装も細部までこだわっていただき、大満足です!
友人を招くたびに、家のデザインを褒められます。
引用元:家を建てる完全ガイド
高級住宅らしい美観と暮らしやすさが両立している点は、三菱地所ホームの大きな魅力です
全館空調エアロテックによる温度差のない快適な暮らし

「どの部屋も同じ温度で快適に過ごしたい」というニーズに応えるのが、三菱地所ホーム独自の全館空調「エアロテック」です。
快適さはもちろん、電気代や掃除の手間にも大きなメリットがあります。
三菱地所ホームの全館空調システム「エアロテック」が気に入って、マイホームを新築しました。
住み始めて、エアロテックの凄さを実感しましたね。24時間365日季節に関係なく、家の中を適温に維持できて、凄く快適なんです。
四季の中では、夏がいちばん快適さを感じますね。
高温高湿度でジメジメしてる日でも、家の中の空気はカラットしてます。
(中略)掃除がとても楽になり、何よりも電気代が節約できて嬉しいですね。
引用元:住まいの評判
季節を問わず家中の隅々まで換気しながら、清潔な空気と快適な温度を保ち、PM2.5や花粉などの有害物質をシャットアウトしてくれるので、毎日を快適に過ごせます。
引用元:住まいの評判
夏も冬も非常に快適なことと、ホコリも少なく、小さな虫もエアロテックが吸い取っていくので常にきれいな空間で生活ができます。
また思いのほか、ドアのないつながった空間になったことで抜け感がふえ、より広さを感じられています。
引用元:三菱地所ホームHP
エアロテックは、空気の質や快適さを求める人にとってまさに「価値ある投資」といえます。

三菱地所ホームの強みは、高性能で自由度の高い設計と、全館空調などの快適性技術。
しかし、満足度を得るには「理想とのズレ」を埋める準備が欠かせません。
・担当者とのやり取りは必ず記録を取り、後から見返せるようにしておく
・設計打ち合わせでは“将来の生活”をベースに要望を整理する
・全館空調の運用コストや清掃方法について、具体的に質問して確認する
憧れの家を「現実的な理想」として手に入れるためには、納得のいくまで丁寧に確認と調整を繰り返すことが成功への近道です。
三菱地所ホームのメリット5選!信頼が集まる理由とは?
- 全館空調が標準搭載。一年中どの部屋も快適
- オリジナル設計で“自分らしい家”を実現可能
- 断熱・気密性能が高く光熱費を抑えやすい
- 素材・内装の質感がワンランク上
- 365日点検・サポートで入居後も安心
三菱地所ホームの魅力は、見た目や性能だけではありません。
住み始めたあとも「快適が続く仕組み」が整っているからこそ、選ばれ続ける理由があります。
全館空調が標準搭載。一年中どの部屋も快適

三菱地所ホーム最大の特徴は、独自開発の全館空調「エアロテック」が標準搭載されている点です。
エアロテックは、1台で家全体を冷暖房し、24時間365日、各部屋を均一な温度に保ちます。
家族がそれぞれ別の部屋で過ごしていても、温度差による不快感や体調不良のリスクが軽減され、ヒートショックなどの事故も予防できます。
PM2.5や花粉などの有害物質もフィルターでしっかり除去されるため、ペットや子どもがいる家庭にも最適です。
オリジナル設計で“自分らしい家”を実現可能

三菱地所ホームの注文住宅は「一邸一設計」。
営業担当ではなく、建築士や設計士と直接やり取りできるため、自分たちの理想を図面に落とし込んでいく過程に納得感があります。
「吹き抜けのあるリビング」「土間を取り入れた玄関」「将来を見据えたバリアフリー設計」など、生活スタイルや人生設計に応じた住まいをつくれる点が高く評価されています。
分譲住宅とは一線を画す、“自分たちだけの家”をつくりたい人にとって理想的な選択肢です。
断熱・気密性能が高く光熱費を抑えやすい

三菱地所ホームの家は「ツーバイネクスト構法」により、高い断熱・気密性能を実現しています。
熱が外へ逃げにくく、外気の影響も受けにくいため、冷暖房効率が非常に良くなります。
全館空調エアロテックとの相性も抜群で、「夏も冬も快適なのに電気代が意外と安く済む」という声も多いのです。
住宅性能表示制度で断熱等性能等級5・6(HEAT20 G1~G2相当)に対応しており、ZEHレベルの省エネ性能を求める家庭にも適しています。
素材・内装の質感がワンランク上

見た目の美しさとともに、質感や素材感にも徹底的にこだわっているのが三菱地所ホームの内装です。
無垢材やタイル仕上げ、間接照明など、素材選びから照明計画までトータルで提案されるため、ホテルライクで落ち着いた空間を演出できます。
加えて、ドアノブや床材、スイッチプレートといった細部まで「触れるたびに心地よい」と感じられる仕上がりに。
友人を招いたときの反応や日常の満足度がワンランク上がることは間違いありません。
365日点検・サポートで入居後も安心

三菱地所ホームは「365日アフターサービス」を掲げ、入居後のサポートにも力を入れています。
緊急時には24時間365日対応のコールセンターに連絡可能で、万が一のときも迅速に対応してもらえます。
また、10年、20年、30年と定期的な点検や有償メンテナンスの案内があり、長く住み続けるためのフォロー体制が充実しています。
「家は建てて終わりではない」と考える人にとって、安心して暮らせる大きな要素となるでしょう。

三菱地所ホームの性能と品質を最大限に活かすには、計画段階での工夫と情報収集が欠かせません。
・設計打ち合わせ時に「実現したい暮らしの優先順位」を明確にしておく
・全館空調の使い方やメンテナンスについて、事前に担当者に具体的に
確認しておく
・アフターサービスの範囲と費用については、契約前に詳細を把握して
おく
住宅の価値は住んでからわかるもの。
事前に暮らし方をイメージしながら確認を重ねることが満足度の鍵になります。
三菱地所ホームのデメリット5選!検討前に知っておきたい注意点
- 初期費用・坪単価90万円超えのコスト負担感
- 施工トラブルや追加費用のリスク
- 担当者によって提案力に差がある実状
- エアロテックのメンテナンスコストと停電時の備えが必要?!
- アフター対応スピードにはばらつきがある模様
三菱地所ホームは高品質な住宅を提供する反面、コスト面や対応品質にムラがあるとの指摘も存在します。
契約前には「いい点」だけでなく「注意点」にも目を向けておくことが後悔を防ぐカギとなります。
初期費用・坪単価90万円超えのコスト負担感
高級住宅メーカーとして知られる三菱地所ホームは、坪単価90万円を超えることも珍しくありません。
自由設計や全館空調など、充実した設備が整っている一方で、その分のコストが価格に反映されています。
家全体のトータルコストに驚くユーザーも少なくありません。
エアロテックくらいしか特長がない。
全館空調を標準で付けているのは良いけど標準って言ったってもともと坪単価高い高級住宅メーカーだし付いて当然くらいの価格。
ツーバイフォーだから性能もある程度は高いが、それも他のツーバイフォーメーカーと大差ない。
冷静にみれば価格の高さが目立ってしまう。
引用元:ハウスメーカー比較マイスター
機器コストや家中に配管するためのスペースや施工コストのことを考えると、全館空調のコスト高は否めません。
引用元:マンションコミュニティ
自由設計でこだわりがあると結構高めになると思います。
引用元:理想の家づくり
選ぶ設備や間取りによっては、予算が数百万円単位で膨らむことも。
コストと価値のバランスを冷静に判断する姿勢が必要です。
施工トラブルや追加費用のリスク
高い金額を支払っても、施工段階でのトラブルや技術的な不備が発生することはあります。
特にIT設備などの工事への対応力や社内の連携に課題があるとの声も。
契約後に思わぬ追加費用が発生するケースも報告されています。
追加工事や外構工事でかなり予算をオーバーしました。
引用元:マンションコミュニティ
ITの設備工事に弱いです。
担当も本社サイドも人材に難ありですね。
簡単なLAN配線でも 見積も工事もイマイチです。
工事直前でLAN配線を中止しました。
引用元:マンションコミュニティ
施工ミスが発覚し、対策について話し合いの場を持つことになりました。
寸法上のミスで入るべきものが入らなくなってしまっています。
営業担当者も現場監督もこちらから指摘しない限り、ミスに気づいておらず、問い詰めない限りはミスを認めず、今のところ誠意のある対応とは言えない状況です。
引用元:マンションコミュニティ
こだわるほどに複雑になる注文住宅。
トラブルに備えて「仕様変更は都度書面で残す」などの自衛策も欠かせません。
担当者によって提案力に差がある実状
三菱地所ホームでは設計担当や営業担当との連携が家づくりを左右しますが、担当者の力量によっては期待通りの提案が得られないこともあります。
特に外構・インテリア面で「提案力が弱い」との声もありました。
欠点は、インテリアと外構の提案力が弱い事でしょうか。
担当者からたいした提案が出てこないので、設計士の方が相当カバーしてくれました。
引用元:マンションコミュニティ
細かいところまでこだわって家づくりをしたかったのですが、打ち合わせの回数が多く、時間がかかりすぎて大変でした。
担当者との意思疎通もスムーズにいかず、何度も同じことを説明しなければなりませんでした。
家づくりは楽しいはずなのに、疲れてしまいました。
引用元:幸せおうち計画
注文住宅では担当者の「質」が家の完成度に直結します。
相性や対応力を事前にしっかり見極めましょう。
エアロテックのメンテナンスコストと停電時の備えが必要?!
全館空調「エアロテック」は快適な一方、メンテナンスや将来的な交換コストが課題になるケースもあります。
また、停電時には全館が無冷暖房状態になるため、リスクヘッジが必要です。
我が家は取り敢えずエアコン用の穴とコンセントは予め数箇所設置しといていますよ。
いざという時に簡単に設置できるし、将来的な全館空調から個別空調の移行も見据えてたら新築時に予め設置しとくのはありかと思います。
引用元:マンションコミュニティ
エアロテック機器の耐久年数は15年ぐらい、100万円から200万円はかかるでしょう。
その頃は家族状況も違ってきて全館に冷暖房が必要とも限らない。
引用元:マンションコミュニティ
ランニングコストがかかり、壊れると全ての部屋の空調がとまり、冬でも寒かったため、あまりオススメできません。
修理代も高かったです。
引用元:みん評
導入メリットだけでなく「維持のしやすさ」も検討材料にしつつ、長期的視点で備えを考えておくことが大切です。
アフター対応スピードにはばらつきがある模様
三菱地所ホームはアフターサポートの体制が整っているものの、実際の対応スピードや内容には個人差があるようです。
対応が遅い、内容が不十分だったといった声も確認されています。
アフターサービスは引き渡し後10年間のみで、点検は合計5回のみ。
10年以降は有償点検のため、サポートはかなり弱い。
引用元:マイホームプランナー
アフターに相談しても、書類のみで返信があったりとか(口頭説明なし)、急ぎだといっても2か月連絡なかったりと、アフターサービスの質が本当悪いと感じる。
引用元:みん評
住宅は「建てたあとが本番」。
アフター体制の実態は、事前に利用者の声を確認し、質問を通じて納得しておくべき項目です。

三菱地所ホームの魅力は確かですが、その陰にはリスクや費用面の現実も存在します。
「高い買い物」だからこそ、見落としは致命的です。
・総費用の上限を明確に設定し、設備や外構は優先順位をつけて調整する
・設計・施工・アフターの各フェーズで確認事項を明文化し、
曖昧なまま進めない
・エアロテックの耐用年数と代替策(予備配線など)をあらかじめ
相談しておく
メリットだけでなく「懸念点にも目を向ける姿勢」が、納得の家づくりへの第一歩です。
三菱地所ホームで後悔しやすい人とは?失敗につながる5つの傾向
- 「とにかく見た目重視」で性能を盲信する人
- 「営業との相性を確認せず契約した人」
- 「打ち合わせの回数や手間に耐えられない人」
- 「予算管理が苦手で追加費用に弱い人」
- 「契約後のフォロー体制を事前に確認しなかった人」
三菱地所ホームは自由度が高く、ハイクラスな住まいを目指せる一方、適性に合わないと後悔の種になりかねません。
検討段階で自分の価値観と家づくりのスタンスを見極めておくことが肝心です。
「とにかく見た目重視」で性能を盲信する人
外観やインテリアの美しさは確かに魅力的ですが、「見た目=性能」と短絡的に判断すると後悔しやすくなります。
たとえば、断熱性や気密性、耐震性などの性能については、自社基準で語られることが多いため、他社と比較した数値で客観的に確認する視点が不可欠です。
「ブランド=万全」という思い込みは避け、住み心地の本質に目を向ける姿勢が求められます。
「営業との相性を確認せず契約した人」
どれだけ会社が立派でも、担当営業の対応次第で家づくりの満足度は大きく変わります。
三菱地所ホームは営業担当によって提案力や対応スピードに差があるため、契約前に相性や対応の丁寧さをチェックすることが非常に重要です。
「大手だから安心」という先入観だけで進めてしまうと、打ち合わせがストレスに変わる可能性もあります。
「打ち合わせの回数や手間に耐えられない人」
フルオーダーの自由設計は魅力的な反面、打ち合わせの回数は必然的に多くなります。
細かい仕様や間取り、設備に至るまで、都度決定が必要なため、「早く終わらせたい」と思っている人には大きな負担となるかもしれません。
打ち合わせを面倒と感じるタイプの人は、あらかじめ自分の希望を明確にし、効率的に進める工夫が必要です。
「予算管理が苦手で追加費用に弱い人」
三菱地所ホームは自由設計と高品質が魅力ですが、その分、仕様の変更や追加工事によってコストが増加しやすい傾向にあります。
事前に「ここまではOK」「これは削る」などの明確な線引きをしていないと、最終見積もりで予算を大幅にオーバーしてしまうことも。
感覚的に判断してしまう人や細かく費用を管理できない人は要注意です。
「契約後のフォロー体制を事前に確認しなかった人」
契約後は、アフターサポートや点検対応など「住んだあとの安心感」が重要になります。
三菱地所ホームではフォロー体制に関してばらつきがあるという声もあるため、事前にどんな体制が整っているのか、誰が担当するのかを確認しておくことが大切です。
説明があいまいなまま契約してしまうと、トラブル時に後悔する可能性が高まります。

三菱地所ホームは完成度の高い家づくりが可能ですが、それを活かすも殺すも施主次第です。
後悔を避けるには、自分の傾向を正しく把握し、事前に備えることが欠かせません。
・営業担当や設計士との相性を見極め、質問への対応や提案力を確認しておく
・想定される追加費用や仕様変更に備え、予算に「ゆとり枠」を組み込んでおく
・契約前にアフターサポートの体制・担当窓口の明確化を行い、不安を残さない
「知らなかった」が最も大きな失敗につながる注文住宅。
後悔しないためには、情報と心構えの準備がカギを握ります。
後悔しないために!三菱地所ホームを検討する人の13項目のチェックリスト
- 予算の上限設定と坪単価シミュレーション
- 断熱・気密の実測値(UA・C値)の確認
- 複数担当者との面談・相性チェック
- 提案された設計プランの比較検討
- 実際の施主宅見学やYouTubeレビュー視聴
- アフターサポートの実績・対応スピードの確認
- 見積書の内訳と追加費用の有無チェック
- 契約前の打ち合わせ回数と制限条件の確認
- 保証内容を細部まで読んで理解
- 他社同価格帯と比較する視点(積水・住友林業・へーベル)
- 土地付きプランの条件を明確に整理
- ローンシミュレーションで返済負担を確認
- 工期や納期に対する不安の吐き出し(家族会議)
三菱地所ホームは高価格帯ながらも完成度の高い注文住宅を提供しています。
その良さを最大限に活かすには、契約前に「知っておくべきこと」「確認すべきこと」を明確にすることが必須です。
以下のチェックリストをもとに、後悔のない家づくりを目指しましょう。
予算の上限設定と坪単価シミュレーション
最初にやるべきは「坪単価×延床面積」で総費用の目安を把握することです。
90万円以上を想定しておくと現実的な予算管理につながります。
住宅ローンの上限額ではなく、家計に無理のない予算を軸に考えることが大切です。
断熱・気密の実測値(UA・C値)の確認
カタログスペックだけでなく、実際に建てられた家のUA値・C値(断熱・気密性能)を確認することで、実際の快適性が見えてきます。
断熱材や窓の性能だけで判断せず、数値に裏打ちされた安心感を得るようにしましょう。
複数担当者との面談・相性チェック
営業や設計担当者との相性は、家づくりの満足度に大きく影響します。
1人だけで判断せず、できれば2~3人と話して比較しましょう。
質問に対する回答の質やスピードから、誠実さや理解力を見極めることが重要です。
提案された設計プランの比較検討
1案だけで決めず、別視点からのプラン提案を依頼することで、より自分たちに合った間取りに近づきます。
設計者の柔軟性や提案力もこのプロセスで見えてきます。
実際の施主宅見学やYouTubeレビュー視聴
OB宅訪問したり、ルームツアーなどをYouTubeで確認したりすることで、カタログでは見えない生活感や後悔ポイントを知ることができます。
特に全館空調の快適性や維持費の実態に注目しましょう。
アフターサポートの実績・対応スピードの確認
10年以降の有償メンテナンス、レスポンスの速さ、実際に利用した人の声を事前に調べておくと、入居後の不安を軽減できます。
「50年保証」という言葉の中身をしっかり読み解くことが大切です。
見積書の内訳と追加費用の有無チェック
「標準仕様」がどこまで含まれるか、オプションでどれくらい上がるのかを確認しておくことは必須です。
照明や外構、LAN工事などの考慮が漏れているケースもあり、思わぬ予算超過を招く可能性があります。
契約前の打ち合わせ回数と制限条件の確認
契約前に何回相談できるか、制約事項はどの段階で明かされるかを聞いておきましょう。
契約後に「できない」と言われて落胆するケースは少なくありません。
確認不足がのちのトラブルにつながる可能性があります。
保証内容を細部まで読んで理解
「50年保証」や「長期サポート」といった言葉に安心しがちですが、保証の対象・条件・有償部分をきちんと読み解いておくことが不可欠です。
特にメンテナンスを受けないと保証が続かない場合などは注意が必要です。
他社同価格帯と比較する視点(積水・住友林業・へーベル)
価格帯が近い大手メーカーと比較することで、三菱地所ホームの強みや弱点が明確になります。
同価格帯でも重視するポイント(空調性能、外観デザイン、構造)によって適した会社が変わります。
土地付きプランの条件を明確に整理
土地が未決定の場合、建物価格だけで検討しても現実味がありません。
希望エリアでの土地価格とセットで資金計画を立て、建物とのバランスを見極める必要があります。
ローンシミュレーションで返済負担を確認
建物・土地・諸費用をすべて含めて、返済計画を事前に立てることが重要です。
将来的な支出(教育費・車・老後)も含めた家計全体から逆算することで、安心できる資金設計につながります。
工期や納期に対する不安の吐き出し(家族会議)
着工から引き渡しまでにかかる期間や、途中の確認事項を明確にしておくことで、精神的な不安を減らせます。
家族で不安や希望をオープンに話し合っておくと、後悔を未然に防ぐ大きな効果があります。

このチェックリストを使って、見落としやすいポイントをあらかじめ洗い出しておくことで、家づくりの精度は確実に高まります。
「知らなかった」が後悔の最大の原因にならないよう、ぜひ役立ててください。
・不安や疑問点はすべて「質問リスト」にして事前に営業にぶつけておく
・最低3社以上の比較を行い、条件とコストのバランスを把握しておく
・契約前に「やらないと決めたこと」も共有して無駄な追加費用を防止
家づくりは情報量と準備で決まります。
自分に合った選択ができれば、三菱地所ホームの魅力も存分に引き出せるでしょう。
三菱地所ホームと比較したいハウスメーカー3選【同価格帯】
ハウスメーカー | 構造 | 坪単価 | デザイン性 | 耐震性能 | 断熱性能 | 保証期間 | アフターサポート | 施工エリア |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
三菱地所ホーム | ツーバイネクスト(木造) | 90〜120万円 | モダン・高級感ある意匠 | 耐震等級3相当 | 高性能断熱材+エアロテック | 最大50年(条件付き) | アフター専任対応・ややバラつきあり | 関東・中部・関西中心 |
積水ハウス | 鉄骨・木造 | 85〜120万円 | シンプル・王道設計 | 耐震等級3+独自構法 | 断熱等性能等級5〜6 | 初期30年・延長可 | 専門部署あり・全国対応 | 全国対応 |
住友林業 | 木造(BF構法) | 85〜115万円 | 木質・和モダンデザイン | 耐震等級3 | 断熱等性能等級5前後 | 60年保証(条件付き) | 自社スタッフが継続担当 | 全国対応 |
旭化成ヘーベルハウス | 鉄骨(ALCコンクリート) | 90〜130万円 | 無機質・堅牢な外観 | 耐震等級3+制震装置 | 外張り断熱+通気設計 | 初期30年・最長60年 | 点検・補修体制が非常に手厚い | 全国(一部地域を除く) |
三菱地所ホームは、大手の画一性より、個別最適化を重視する方にフィットするメーカーです。
他3社と比べて対応エリアが限定的で施工力にばらつきがある一方、「一邸一設計」と全館空調エアロテックによる快適性で独自の強みを発揮します。
価格帯は高めですが、自由設計でデザイン性・住み心地を追求したい層に適しています。
積水ハウス|工期安定・鉄骨/軽量鉄骨プラン豊富な安心感

積水ハウスは施工エリアの広さと安定した工期、鉄骨と木造のどちらにも対応できる柔軟性が大きな魅力です。
営業・設計・施工の連携もスムーズで、トラブルリスクが少ないのが特徴です。
特に全国対応を希望する方には強い候補となります。
住友林業|無垢素材×木質デザインで温かみを重視

住友林業は、木のぬくもりを活かした内装デザインが得意です。
自然素材を取り入れたい、落ち着いた空間にこだわりたい人にとっては大きな魅力となります。
一方で、外観の選択肢はやや保守的で、都会的なデザインを求める方には物足りないことも。
旭化成ヘーベルハウス|耐久性・耐震性に優れた構造設計

旭化成ヘーベルハウスは、鉄骨とALCパネルによる堅牢な構造が最大の強みです。
耐震性・耐火性・耐久性いずれも高いレベルにあり、災害に強い家を建てたい方に人気があります。
デザインはやや硬質な印象を受けるため、好みが分かれる可能性も。

複数メーカーを比較する際には、表面的な価格や構法だけでなく、自分の暮らし方や価値観に合っているかを丁寧に見極めることが大切です。
・同じ価格帯でも「何にコストをかけているか」の内訳をチェックする
・デザイン・性能・保証のどれを優先したいかを家族で話し合っておく
・施工エリアやメンテナンス体制は、長く住む家だからこそ妥協しない
どのメーカーも一長一短です。
比較しながら、自分にとって「後悔しない家とは何か?」を考えることが、成功への第一歩となります。
三菱地所ホームに関するよくある質問Q&A
- 三菱地所ホームは高いけれど、価格に見合う価値があるのか?
- 三菱地所ホームの全館空調「エアロテック」は本当に快適なのか?
- 三菱地所ホームの保証やアフターサービスに不安はないのか?
三菱地所ホームの価格は他社と比べて高いのですか?
三菱地所ホームは坪単価90万円以上と、大手ハウスメーカーの中でも高価格帯に分類されます。
ただし、自由設計や全館空調、高品質な素材と設備が標準装備であることから、価格以上の満足度を感じる施主も多い傾向です。
全館空調「エアロテック」は本当に電気代が安くなるの?
エアロテックは1台で家全体の空調を管理するシステムで、空気の循環効率が良いため冷暖房コストの削減につながるといわれています。
住宅性能や居住地域、使い方によって電気代は変わりますが、効率的な運転設計をすれば節約効果は期待できます。
三菱地所ホームのアフターサポートはどこまで対応してくれる?
アフターサポートは最大50年の長期点検制度がありますが、10年以降は有償点検・メンテナンスになるため、費用が発生します。
対応品質には担当者差や地域差が見られることもあるため、契約前にアフター体制を細かく確認するのが安心です。
まとめ|三菱地所ホーム〈それでも惹かれる理由がある〉
- 三菱地所ホームは価格帯が高めな分、自由度の高い家づくりが可能
- 「エアロテック」搭載の全館空調で快適な暮らしを実現できる
- フルオーダー設計で家族ごとの理想を細かく形にできる
- ブランドへの安心感と営業対応の丁寧さが高評価の声を集める
- 一方で、担当者の対応や提案力に差がある点は要注意
- アフターサービスには地域差・個人差があるため事前確認が必須
- 初期費用が高額になりやすく、見積もりと追加費用に注意が必要
- 構造や断熱性能の期待と実測値には乖離を感じる声もある
- 比較検討すべき他社(積水・住友・ヘーベル)との違いを明確に
- 最後は「自分たちの価値観」に合うかどうかをしっかり見極める
三菱地所ホームは、万人にとって完璧なハウスメーカーではありません。
しかし、自由設計で自分らしい暮らしを実現したい方には、他にはない魅力を備えています。
検討にあたっては、口コミや実例を鵜呑みにせず、自分たちの目と足で確かめることが何より重要です。
モデルハウスの見学は、言葉では伝わらない「空気感」や「納得感」を得られるチャンスです。
今の迷いがあるからこそ、一歩を踏み出してみてください。
きっと、あなたとご家族の未来にとって、大切な判断材料になるはずです。
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